2012年3月10日土曜日

子供の歯科治療は恐怖心を与えないことです。 初めはほんの少しでも出来ればほめてやりましょう。 あまりあせって治療を行い痛みを経験すると2度と 歯医者に行きたがりません。お子様の虫歯治療の 目的は燃え上がった火を消すことです。 きちっと治療ができる5、6歳までは虫歯が 進行しないようにして、治療を先延ばしにします。

2010年8月6日金曜日

Question 一年と六ヶ月の娘の前歯の表面が、哺乳瓶特有の虫歯でしょうか、白くなってきました。 一部溶けて来ていて心配です。歯科医院に行った際の治療方法を教えて下さい。 因みにサホライト塗布は歯が黒くなって見栄えが良くありませんが、他に代替となる方法はありませんか? Answer 白くなっているのが、果たして虫歯なのかは、はっきりしません。「ホワイトスポット」といって、本来歯の中に持っている色が現れて来る事があります。 治療法ですが、通常クリニックでは、イオン導入(フッ素塗布)を行います。 ただし、1歳6ヶ月ではイオン導入は出来ませんので、フッ素塗布だけとなりますね。子供の虫歯予防の原点は、育てている者の口腔内の状 態に依存します。詳細は、当ホームページの小児歯科の所を御覧下さい

2010年8月5日木曜日

子供のための虫歯予防ー シーラント

虫歯の予防方法のひとつであるシーラント 「シーラント」は奥歯のかみ合う面(咬合面)にできる虫歯の予防の方法です。あらかじめ、虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。このプラスチックは虫歯を削ったとき詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていれば虫歯にならないという考えで普及し始めました。
このレジンが長い間のうちにはがれてしまうことも考えられますが、いずれにしても短期的にはきちんと詰めればそれなりの効果があがっています。生えて間もない奥歯の永久歯(六歳臼歯)は特に虫歯になりやすいので、この方法は有効です。 しかし、虫歯予防はもうこれで十分というわけではありません。きちんとブラッシングをして、シーラントがきちんとついているかなどの定期健診を受け、フッ素を活用したり、食生活でも注意して、総合的にすすめることが大切です。

2010年8月3日火曜日

見た目でも歯に大きな穴が開いているとわかる時は、虫歯はかなり大きいといえます。急性の場合は激痛がはしり、腫れて高熱も出ます。慢性の時は、吹き出物のような物が歯茎にでき、ウミが出ます。病気は骨の中まで進行し、やがて次に生えてくる永久歯や体全体にまで影響します。ここまで進んでしまった虫歯は抜かなければなりません。 永久歯の生え方によって 乳歯が抜けずにワキから永久歯が生えてくる場合もあります。放っておくと後で歯並びがガタガタになってしまいます。ふつう、乳歯の根っこは後に出てくる永久歯の萌出に合わせ自然に短くなり(吸収される)抜け落ちるのですが、なかなか抜けない場合もあるのです。そんな時は乳歯を抜いて、永久歯に道を譲ります。 永久歯が生えてきた場合の抜歯
ケガをした場合 走り回って衝突する、顔面からころぶ・・・。子どもにはよくある場面です。そんなとき、子どもが激しく歯をぶつけてしまったら、すぐ歯医者さんに診てもらいましょう。歯が動いたり欠けたりしたままで放っておくと、後になって歯が黒く変色し、神経が死んでしまうこともあります。歯が縦に割れてしまった場合は、歯を抜かなければならないこともあります。